日系人のルーツ調査

日系人のルーツ調査

先祖調査とは

行政書士にはさまざまな仕事がありますが、その中に先祖調査と呼ばれるものがあります。

代表的な例は家系図の作成です。
日本在住の方であれば、子孫(物故者の場合)または本人の住民票から本籍地を導き出し、父母、祖父母、曾祖父母・・・と上へ上へと世代(直系尊属といいます)を遡り、戸籍の情報を得ることができます。戸籍から様々な情報が得られるだけでなく、本籍地で地方史や古文書などを辿り、更に深い情報を探すこともできます。

日系人の先祖調査の難しさ

しかし、海外に在住する日本人の子孫(日系人)の場合、その子孫にはもう日本の戸籍がない場合がほとんどです。海外に渡った祖先の時代で戸籍が途切れてしまっている場合も多く、日系3世、4世と世代が繰り下がる程、祖先(日系1世)にまつわる情報はわからなくなってしまっている場合が多々あります。
日本人が海外移民を始めてから130年以上が経過し、時間が経過するにつれ、古い情報を見つけるのは難しくなっていきます。

日本の現行制度では、戸籍の保管期限は150年間と定められているため、一定の時間が経過すると、見つけたい祖先の戸籍が廃棄されるおそれがあります。自分のルーツを調べたい場合、戸籍の保管期限が切れる前に、祖先の戸籍を入手しておく必要があります。

そこで、祖先の戸籍入手をお手伝いできるのが、行政書士です。

調査の流れ

諸外国から英語でご依頼をいただいたら、お問い合わせいただいた方のご事情にあわせて、祖先の情報を得るためのサポートを開始いたします。祖先の戸籍を得るために必要な情報や書類のアドバイスをし、委任状を頂いた上で戸籍を入手し、その内容を翻訳させていただきます。

更に必要があれば、先祖調査の専門家へ繋ぎ、地方史や古文書などの私文書から、先祖にまつわる更に深い調査をさせていただきます。

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