外国送金依頼書を作成する際には、注意すべき点が何点かあります。
送金目的コード (Purpose Code)
アラブ諸国(サウジアラビア、アラブ首長国連邦、クウェート、バーレーンなど)へ送金する場合は、Invoiceなどの根拠書類の提示を求められる場合が多く、また、アラブ首長国連邦およびバーレーンへの送金には、必ず送金目的コード(purpose code)の入力が必要になります。
例えば、以下のようなアラブ首長国連邦の送金目的コードリストから、送金目的に見合ったコードを選択します。
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送金目的の明示
最近では、大手銀行から外国送金をする場合、送金仕向け国によらず、送金目的の詳細を記載しなければ、送金手続きができない仕組みになっています。
2022年5月現在、緊迫する世界情勢が原因し、アラブ向け送金が、中継銀行である米国の銀行で止められる事態が起こっています。その場合、送金を進めるためには、OFAC規制を順守し、違反していない旨の宣言書(英文)の提出が求められます。
このような場合の英文書類の作成についても、弊所にてお手伝いさせていただきます。
規制対象国などの詳細は、OFACのウェブサイトをご参照ください。
https://home.treasury.gov/policy-issues/office-of-foreign-assets-control-sanctions-programs-and-information